水墨画と仕舞い

仕舞の動画を見ていて気が付いたことがある。

能の本舞台は、金糸銀糸に色鮮やかな衣装を身に纒い、笛太鼓に謡の面々を揃えた絢爛豪華なものである。

しかしながらその骨格は、直面に袴姿で舞う、仕舞いにある。

水墨画といわゆる琳派の関係もこれに似ている。

岡倉天心が言うように、俵屋宗達は水墨画ができることにより、偉大な彩色画家であるのだ。

 

 

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ポピー

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