美術評論の自縛

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 ちらりと目を通した新聞のコラムに、評論低迷の原因を、対象とすべき事が書き尽くされたからとして、重箱の隅をつつくようなものしきりできなくなったとあった。
門外漢から見ていると、自分で枠域を限定して何も残っていないと嘆いているように見える。
新しい文章表現が認められる、良い時節となっているように思えるのだが、確かに容易ではない。
しかし、もう次の書き手がしっかりと用意をして待っている事だろう。それは今の延長にはなく、しかし人類史を踏まえているはずだ。

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