池大雅の魅力


「画家の語る日本美術史」番外編で、池大雅の真景図について語っています。
https://youtu.be/tS8EC6FP3mw


 池大雅は江戸時代の画家として、少なくとも敗戦前までは高く評価されていたが、西欧的近代化の中で分かりにくい画家になっています。
 それは「文人画」というレッテルのために彼の絵が見えなくなっていること、つまり文人画という視点の他に有効な批評を立てられていないということが原因になっています。
 大雅は、アナーキーで突き抜けた画家ですが、蕭白などの方が個性的に見えてしまうのが、西欧近代なのだと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です